女性が好むゲームとは、一般的にどんなジャンルなのだろうか。
そもそもゲーム自体、男性のユーザーが多いというイメージがある。
その中で、女性のゲーマーは少数派であり、女性の好むゲームと言うのも
少数意見に過ぎない――――
実はもう、こんな見解は遥か時代遅れであると言う事を、どれだけの人が
知っているのだろうか。
今や、日本におけるゲームユーザーの男女比率は然程変わらない。
これは、某帝国とも言える巨大ゲーム企業が、わかりやすく明快なゲームを
どんどん世に出した結果だと言えるだろう。
女性は、男性と比較し、より直感的な行動を好む。
そして、共感する事に感動を覚える。
一緒に笑い、一緒に泣き、一緒に怒る事をよしとする。
ファンタジーの世界を好み、現世との隔離を望む。
このような女性の全体的な性質、傾向からも、現在の主流となっている
ハードと見事に方向性が一致しているのは明らかだ。
つまり、今のゲーム界、実は何気に女性がメインターゲットなのだ!
そんな女性に対し、少数意見などおこがましい事この上ない。
各ゲームメーカーは女性の意見を尊重し、女性の好みを徹底的に
調べ上げ、女性に尽くし、女性に貢ぐ位の心持ちでゲームを作らなければ
未来はない。
それくらいしないと、閉塞的になってしまったゲーム界の今以上の
発展はないだろう。
さて、ではそんな女性が好むゲームとは、どのようなジャンルなのだろうか。
一番はパズルゲーム。これはもうダントツだ。
理由は多数ある。
女性のゲームユーザーは、基本的にはライトユーザーが多い。
気軽に、そして直感的な操作が出来るパズルゲームは、そんなライト層の
要求を一番満たしているジャンルなのだと言う。
パズルゲームと言うと、遥か昔はテートゥーリースとか、ぷよぷぅーよとか、
大ヒットしたソフトも多かった。
今はそういうメジャーなタイトルは少なくなったものの、それでもジャンル別で見ると
リリース数は非常に多い。それには、女性票を獲得したいと言う各メーカーの狙いがある。
実際、タッチ式で人気を博したあのハードには、パズルゲームはとても良く合う。
では、二番目は何なのだろう。
実は、二番目はパズルゲームとは全く違ったジャンルだ。
直感的という要素を加味すれば、アクションゲームが来そうなものだが、
最近のアクションゲームは格闘アクションが多く、寧ろ男性に人気が高い。
絶滅種に近いシューティングも男性支持が圧倒的だ。
頭を使うシミュレーションは、理屈好きな男性の圧勝。
スポーツも、やはり男が強い。
では、何なんだ?
何が女性の二番人気なのか?
そう。
日本における最もメジャーなジャンル。
R . P
. G
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〜あいにーちゅー〜
Spin-off
work ”ジ・エンド・オブ・エグザミネーション”